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日本ひろのば協会関係者各位

協会設立経緯のご説明とお詫び

これまで皆様に大変ご心配とご迷惑をお掛けしておりましたひろのば協会の今後の活動につきまして、協議した結果をご報告させて頂きます。

まず初めに、ひろのば協会の設立の目的は知的財産の保護でした。正しいことを正しく伝えるためのシステムを作っていくことが目的でした。協会の主目的は、道具を使わず、いつでも、どこでも、誰にでも、簡単に健康を増進・維持できる方法を構築し、それを日本中に広めることでした。

ひろのばメソッドという名称は多くのものを含んでいます。ひろのば体操だけがひろのばメソッドではありません。現代社会は靴を履く文化となり、アスファルトという硬い地面を歩くことを余儀なくされています。靴を履く文化であるがゆえに、靴下を履く文化になったことも否めません。そのため、ひろのば体操だけでは健康を維持・増進するということが難しいと臨床の場で実感いたしました。

ひろのば体操の効果を最大限に発揮させるためには、靴・中敷き・靴紐・歩き方・寝具・抱っこ紐などの多岐にわたる知識が必要なのです。お金をかけて道具を揃えるという意味ではなく、今現在使用しているものなどをほんの少し「工夫」するだけでも足や姿勢を守ることができます。大切なことはいかにお金をかけずに足や姿勢を守ることができるのかという挑戦をし続けることにありました。

また健康維持には生まれる前から「姿勢」に焦点を当てる必要性があり、生まれてすぐからの「足と姿勢」、成長に合わせての「足と姿勢」を考えていかなければいけません。

その中でも健康の総決算である「口腔内」はとても興味深い分野でした。そしてその口腔内を「予防」することも重要でしたが、予防できなかった方々にどうすれば「元の状態」に近づけることができるのかという問題に直面しました。自分自身が口腔内の問題を解決したことにより健康を取り戻した経験から、歯科と医科の連携は健康にとって不可欠であるということを身を以て体験しています。口腔内を元に戻し、さらには再発しないような予防システムが必要不可欠でした。理学療法士として歯科の分野で何かお手伝いできることはないかと模索し続け、歯科と医科の共通分野をみつけることができました。それが「下顎」です。

「下顎」を通して歯科と医科が手と手を取り合うことができれば、もっと日本中の方の健康を取り戻せると信じていました。

それから私自身は歯科分野の勉強を始め、歯科分野に欠如していた「足と姿勢」を補う作業を進めてきました。それがひろのばメソッドセミナーです。

もし足と姿勢によって口腔内に問題が生じている場合、歯科治療を行って解決したとしても「再発」や「後戻り」を引き起こす可能性があるのではないかと考えていました。

もし歯科治療の一環として「足と姿勢」が組み込まれれば未然に再発の防止を図ることができると考えています。目には見えない部分であり、予防は効果を実感できるものではありません。しかしセミナー受講者の多くは、私の考える問題を抱えた方ばかりでした。

少しでも患者様のためになればという想いで受講されている方ばかりでした。

セミナーで得られた収益は、ひろのば体操を日本中に広げるために投資を行っていました。その一つが映像力です。文字よりも画像、画像よりも人に感動と勇気と行動を与えるものは「映像」だと思ったのです。それが柴田氏との出会いでした。柴田氏とは、結婚式の映像を私に見せたことに始まります。私はこれまでに見たこともない映像を目の当たりにして、この映像を結婚式ではなく、ひろのば体操の普及のために生かしていきたいと思い、ひろのば協会に誘いました。

もちろん映像制作費は私の貯蓄からお支払いをしており、協会費はもっと別のことに使用することを決意していました。それが協会冊子です。私の私財で協会冊子はすでに印刷前の状態で完成しています。

その中には、子供達の健康を守るための、ひろのば体操の方法、靴の選び方、ひろのば漫画などを盛り込み、合計18ページにもわたって書かれています。これを全国の保育園や幼稚園に配布したいという構想は3年前からありました。しかし福岡市だけの保育園でも150園を超えます。

毎年保育園に配布して保護者の方々に見てもらうにはお金が必要でした。もちろん福岡市だけであれば私の私財でなんとかなりますが、これが全国となると難しいということがわかりました。

そこでセミナー受講者の方に協会費を募って協会冊子をインストラクターの方々が保育園や幼稚園に配布することができれば、ひろのばメソッドを全国の保護者や子供達に知ってもらうことができると同時に、足や姿勢によって口腔内に問題を起こしている方々の受け皿がインストラクターの方々に担ってもらえることもできると思いました。良い循環が出来上がれば、ひろのばメソッドが永久的に「歯磨き」のように伝わっていき、日本中の子供達の健康を守っていくことができると思ったのです。病気にならない、怪我をしない体作りができれば、日本の経済ももっと良くなると思います。その循環を協会を通じて作り上げたかったのです。

他方で、知らない場所で知らない方が、ひろのば体操という名称などを使用してビジネスを展開されているのを数多く見てきました。間違った考えで、間違った手法でお客様にご迷惑をお掛けしないようにするための協会設立でもありました。認定試験の導入は、セミナー受講者に知識と技術の格差がありすぎたため、区分けを明確にするためでした。私のホームページを見て、アドバイザーの方にお問い合わせを頂いたお客様から、うちではやっていないと言われたなどの声を多数聞いていました。認定試験により、正しい知識と技術をお伝えするという意思を確認する必要がありました。そしてホームページ上にお客様に明確にわかりやすいように掲載をしていきたかったのです。ひろのばメソッドの使用は基本的にセミナー受講者であれば自由としていました。それはセミナーの中で必ずお伝えしています。私の作ったスライドやイラストも自由に使用してもらっていましたが、協会設立とともに知的財産の保護として自由に使用することができなくなりました。これは私の思いとは逆方向に進んでしまったことは仕方がないと思います。協会は私だけのもではなくなり、皆さんのものだということです。心の中で少し寂しい感じがしました。

縷々述べましたが、協会について皆様にご理解いただきたいのは、皆様にとって喜んで頂けるシステムを構築していた最中であったということです。途中で頓挫してしまいましたが、この構想は社員総会でお伝えするつもりでした。

協会について一部に誤解があるため、設立後の経緯をご説明させていただきます。

協会は去年12月に立ち上げました。設立時社員(発起人)は湯浅慶朗と柴田翔平氏の二人です。理事(仮)として私たちのほか8名の方に依頼を申し出ました。

理事として活動していただくためには協会員(社員)を募り、社員総会を行う必要がありましたが、それに向けた作業は大変なものでした。私自身、平日は診療、休日はセミナーや講演会でほとんど休みを取ったことがなく、私一人での作業には限界があり、立ち上げはしたもののなかなか実質的な活動を開始できずにいました。そんなときに、仮理事の石井基善氏より協会運営のお手伝いのお申し出があり、ひろのば体操・ひろのばメソッドを早くより多くの方々に広めましょうという連絡をいただきました。そんな石井氏や、協会設立に背中を押していただいた(仮)理事の先生、設立して協会のシステム構築やホームページを無料で提供していただいた柴田氏らの気持ちを受け止め、8月から本格的に協会としての活動を開始することを決意し、ひろのば協会の想いに賛同していただくセミナー受講者にメッセージと協会入会のご案内をお送りし、協会入会希望者を募っていた最中の事件でした。

後ほどご説明するとおり、私が一番信用していた今井院長と私を一番バックアップしてくれていた石井氏との関係が崩れてしまったのです。もはや協会としての活動をそのまま継続していくことは不可能な状況となりました。

皆様にお詫びしなければならないことがあります。

理事はいわば仮の理事であり、まだ設立後の社員総会で承認されておらず、(ただし、3月に顔合わせということで仮の理事の方にお集まりいただき、協会の方向性や私の思いを伝えさせていただきました)社員(会員)もまだ募集している段階で、入会希望者はいても会員証も発行しておらず、社員(協会員)とは認められない(会員証を順次作成中)という状況でした(8月から入会希望案内を出して湯浅と石井氏とで作業を進めていましたが、お互いに平日は仕事があり、セミナーなどで休日もなかったので作業は遅延していました)。いくら前述の理念を早く行動に移したいという思いが強かったとはいえ、このような状況であった以上、皆様からお金を集めるということについてはもっと慎重であるべきでした。

入会希望者からのご入金については、手を付けずに保管されております。対外的な取引(債務)も存在しないので、現在ご返金手続きを進めているところです。

なお、(仮)理事である石井氏の「石井道場口座」を入会金振込口座として指定したことについて補足させていただきます。登記簿上の本店(福岡事務局)が未だ実体を整えていないなどの理由で当法人名義での口座開設を銀行側から拒否されたことから、本来の活動拠点の一つとして予定されていた石井道場(フットケアセンター東京)に住所変更(定款変更)するまでの暫定的かつ緊急の措置として、同道場口座を指定させていただき、東京における事務の効率化を図らせていただいた次第です(私の独立は8月の時点で決定し、上京することは決まっていました)。

皆様にもセミナー時にお伝えし続けていたかと思います。

私が危惧している最大のことは、三陸沖地震で起こった惨事です。

あれを見て私が感じたのは、医療機関がない状態でどのように自分の健康を自分自身で作り上げていくかです。今も昔も変わりませんが、いつ何が起こるかわかりません。その時のために、道具を使わずに、いつでも、どこでも、誰にでも、カンタンにできる健康法を確立し、拡散したかったのです。矯正用の器具や装具、つまりは機能性靴下や機能性の靴などの使用は健康増進としてとても役立つツールの一つだと思います。しかしそれに頼るだけでは、いざ何か起こった時に、その道具を失った時に何もできなくなるのではないかと感じたのです。そのツールが悪いというわけではなく、道具は道具で利用すべき時に利用し、道具を使わない方法も同時進行で確立すべき問題であると思っています。

私が将来やりたかったのでは、世界中の発展途上国にひろのば体操を普及させることでした。
皆様には暖かく見守っていただき、協力していただき、心より感謝しています。
しかし途中で誹謗中傷にあい頓挫してしまいました。
夢を達成できず、本当に申し訳なく思います。

協会設立にあたっては、去年より今井院長とコミュニケーションを取らせていただきながら進めてまいりました。定款にも目を通していただきました。
セミナーも含め、何かを行うときはすべて1週間に1度行われる私と院長とのミーティングにてお伝えしていました。お互いが信頼関係で成り立っていたので、このような結果となり大変残念です。

院長と石井氏とはフットケアセンター東京設立時にも、喜びの声を頂いている事実があります。
また、9月に行われた大阪での講演会でも「湯浅をお願いします」と院長から石井氏に告げられており、院長と石井氏の関係性は良好でした。
なぜ、突然そのような関係性が崩れたのか、私にもわからない状況です。ただ、私が一番信用していたのは今井院長であったことは間違いありません。

今回の件で、私はみらいクリニック(今井院長)を退職いたしました。元々、クリニックと私は雇用関係にはなく、私自身は6年前に独立開業し、グラッドデザインという会社を設立し、業務委託という形で、良好な関係を保ちながらフットケアセンターでお仕事をさせていただいておりましたが、今回の一件で契約関係は解消となり、同クリニックとの良好な関係を前提とした運営が予定されていた協会も、残念ながらその前提が失われたことから解散することになりました。

多くの信頼を失い、予定されていた講演会やセミナーも中止という運びになり、保育園調査も途中で中止してしまいました。予定されていた書籍の出版も商標権の問題などで頓挫しています。

多くの方々にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
私は今回の一件で人前に出ることができなくなるほど人に対する恐怖心ができてしまいました。
今後の活動予定は未定ですが、まずは協会入会希望者への返金処理、協会解散手続きと残務処理をしっかりと行い、その後にゆっくりと考えていきたいと思います。

最後になりますが、協会の立ち上げを決めた時、私の想いに共感してくださり、協力してくださった石井氏をはじめ、8名の(仮)理事の皆様、協会入会希望者の皆様に、この場をお借りして改めて御礼申し上げるとともに、今回の件でインターネット上に名前を挙げられ、大変なご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げます。

平成28年9月28日
湯浅慶朗